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京都市南区・築50年の日本家屋リノベーション③

今回の工事で重要な空間要素であった天井形状が決まり、木工事のスピードも上がり、順調に工事が進んでいきます。リノベーション現場によりどういった手順で工事を進めていくかは様々ですが、今回はまず天井から進め、その後に壁や床の施工を進めていく予定です。


天井は下地が出来上がり、断熱材が充填されました。そこから順に下地であるプラスターボード、仕上げ材であるラワン合板を貼っていきます。小屋裏の梁組を露わにする意匠の為、ボードや合板を貼るのが難しく、丁寧さと技術が求められる工程です。


天井が出来てくるだけでも大分と雰囲気が変わってきました。徐々に出来上がってくる空間の輪郭と自分の中のイメージを照らし合わせ、図面では伝えきれない細かいおさまりを大工さんに伝えながら工事を進めていきます。大方天井施工の目途がたったのを見て、壁の下地も並行して進めていくことになりました。

そして現場には今回新たに配置する予定の古建具が搬入されました。アトリエしまうまが提案するリノベーションにおいて古建具はなくてはならないエレメントで、今回もクライアント自ら建具を選んでもらいました。

今回のリノベーションでは二箇所に配置する予定の古建具が、どのような雰囲気を作ってくれるのか、今から楽しみです。

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