#005

#005「昔ながらの暮らしの豊かさを詰め込んだ、小さな平屋の“残す”リノベーション」-滋賀県大津市-
滋賀県大津市の市街化調整区域内に建つ僅か20坪ほどの平屋建ての日本家屋。 元は離れとして建築されたにもかかわらず、網代建具に化粧垂木など“おもてなし”のしつらえが印象的な建物を「どこを残し活かすか」話し合うところからリノベーションがスタートしました。 元の素材を活かすべく大胆な間取り変更は行わず、南側へ少しだけ増築し、暮らすのに必要なものだけを配置したシンプルなリノベーションプラン。造作キッチンや珪藻土仕上げのR壁、真鍮の取手など、表情豊かな素材を丁寧に選びながら住まいをしつらえています。 元の建物の素材をなるべく活かした「残す」リノベーション。縁側や続間といった日本家屋特有の間取りもそのままで、改めて昔ながらの暮らしの知恵や趣の豊かさを感じるリノベーションとなりました。 |








